【亀の尾】今さら聞けない酒米の話|亀の尾で造った日本酒の銘柄6選も!

酒米 亀の尾

復活の酒米と呼ばれる「亀の尾」

人気漫画「夏子の酒」で描かれた幻の酒米のモデルである「亀の尾」

 

一度はこの世から消えかけた酒米が、なぜ今になって注目を浴び、日本酒好きに求められるのか?

今回、そんな謎が多い酒米「亀の尾」についてご紹介いたします!

-国際唎酒師:ひらの

 こんにちは!実は夏子の酒は読んだことない。「美味しい日本酒 by KURABA」のひらのです。今回は、復活の酒米「亀の尾」について!徹底的にご紹介しましょう!

亀の尾とは一体どんな酒米??

亀の尾について

亀の尾について簡単に説明すると、

  • 一度は姿を消すが、「久須美酒造」によって復活を遂げる。
  • コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまちなど現在存在する米の大半の祖先
  • 久須美酒造の亀の尾の復活ストーリは、漫画、ドラマ「夏子の酒」のモチーフ
  • 深みがあるコクになめらかな舌触りを持つ味わいが特徴

亀の尾がモデルとなった「夏子の酒」とは

夏子の酒

「夏子の酒」(なつこのさけ)は、尾瀬あきらによる日本の漫画。1988年から1991年にかけ「モーニング」に連載された。酒蔵を舞台に「幻の酒米」を復活させる物語で、現在の日本酒業界や農業の抱える問題を世に発信した。

 

1994年にはテレビドラマ化され、平均視聴率14.7%と高視聴率を記録。

 

「夏子の酒」を見て、日本酒に興味を持った方や、実際に酒蔵で働きたいと思った方も少なくない。

 

そしてこの「幻の酒米を復活させる」ストーリーは、「亀の尾」を酒蔵が復活させた事例に基づき、作成された。

亀の尾の歴史

なぜ亀の尾はなぜ姿を消し「幻の酒米」と呼ばれるようになったのか?そしてどのように復活遂げたのか?

歴史を振り返ってみましょう!

  • 1893年頃
    亀の尾の誕生

    阿部亀治が1893年に、近隣の田んぼで、冷害のなか耐えて丈夫に実っている3本の穂を見つける。

    それを数年間、試行錯誤しながら育てあげたのが、亀の尾である。

  • 1896年頃
    名前の由来

    最初は「新穂」「神穂」などと呼ばれたが、阿部亀治の1字を取り亀の尾と命名。一時は「亀の王」との命名案があったが、阿部亀治がその名前は恐れ多いと、「亀の尾」に落ち着いた。

  • 1925年頃
    拡大
    亀の尾の品質のよさから、東日本酒を中心に急拡大。また現在の代表的な酒米の祖先となる。当時は西の雄町、東の亀の尾と呼ばれるくらい有名な酒米だった。
  • 1950
    幻の米に

    味わいのよさから広く栽培された亀の尾でしたが、害虫などに弱いうえ、化学肥料や農薬を使うと米が極端にもろくなるという弱点を持っており、現代の農法に向かず、徐々に姿を消していった。

  • 1980頃
    復活の時

    久須美酒造の醸造家”久須美記廸は、むかし亀の尾で作った日本酒がよかったと聞いて、亀の尾の日本酒の復活を目指す。幻の酒米を3年かけて育てあげ、亀の尾を原料にした吟醸酒「亀の翁」が完成した。

    これが復活劇が基づいて作成された「夏子の酒」の漫画とドラマがヒットし、亀の尾で日本酒を造る酒蔵が増えていった。

亀の尾の日本酒6選

ここからは、美味しい日本酒 by KURABAが厳選した、亀の尾の日本酒銘柄をご紹介していきます!

亀の翁

亀の翁

もちろん最初はこの銘柄!夏子の酒のモデルとなった酒蔵(久須美酒造)が幻の酒米「亀の尾」を復活させ、それを原料に造った日本酒。

 

3大鑑評会で全て金賞を取るなど、実力も併せ持つ銘柄。

 

サラーっと口の中に滑り込むような舌触りに、切れ味がよく、飲み込んだ後に鼻を徹豊かな香りはまさに神秘的な味わい。

クラシック仙禽 亀ノ尾

クラシック仙禽 亀ノ尾

仙禽クラシックシリーズの「亀の尾」バージョン。

 

穏やかなな香りに、口に含むと仙禽らしい甘酸っぱさが広がり、華やかな含み香が広がります。

 

しっかりとしたコク、旨みもありうまい!

 

仙禽の中でもオススメの一本です。

末廣 純米大吟醸 亀の尾

末廣 亀の尾

亀の尾の純米大吟醸。爽やかな清涼感が口に広がり。上品な酸味とかすかな苦味が味わいの幅を広げ。心地のいい飲みごごち。

 くどき上手 純米大吟醸 亀の尾

くどき上手 亀の尾

フルーティーな香りに、ふんわり広がる甘み、喉越しはスパッと切れる切れ味。レベルの高い一本。

亀の尾のよさを最大限に生かした一本。

鳳凰美田 純米吟醸 亀の尾

亀の尾 鳳凰美田

幻の酒米と言われる”亀の尾”を使用した鳳凰美田。

 

洋ナシの様な高級感ある味わいにキレがある口当たり。程よい酸味が楽しめます。

まんさくの花 プレミアムエディション 亀の尾

まんさくの花 亀の尾

最も栽培が難しいと言われる亀の尾を日の丸醸造は、蔵人自ら亀の尾の栽培。

 

亀の尾の特徴である透明感のある美しい味わいがより一層際立つ一本です。

 

熱狂的ファンを楽しませるまんさくの花-亀の尾です。

いかかだったでしょうか?

酒米の違いを知ればより日本酒が楽しくなる。

次、日本酒を飲むときは酒米の違いを意識してみてくださいね!

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